鍾乳洞と自然散策を楽しめる中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園のブログです。
園内の様子や動植物確認状況を公園スタッフが発信します!

2015年5月24日日曜日

5/18~5/24の園内

今週はなかなか気温が上がらず、一日中ストーブを焚く日が続きました。

23日頃かはらようやく気温と太陽が戻り、つぼみを付けていた芝桜も一気に開花を始めました。

「5/24 管理棟周辺芝桜」
「5/24 管理棟周辺の芝桜」
「5/24 園内の様子」
管理棟周辺の芝桜は7割程度咲いてきており、来週あたりから見頃を迎えるかと思われます。
今後、数週間をかけて芝桜の開花は管理棟側から軍艦岩側へ少しずつ移行していきます。


昆虫は「エゾハルゼミ」の鳴き声が聞こえ始めました。

「5/23 オオバナノエンレイソウとエゾハルゼミ」

気温が上がって、太陽が出ればハルゼミの鳴き声があちこちから聞こえてくるはずです。

早春から姿を見せていた「エゾヒメギフチョウ」はピークより数を減らしてきた印象ですが、まだ花に留まっている姿を見かけます。

「5/23 エゾノリュウキンカとエゾヒメギフチョウ」
ヒメギフチョウは今後徐々に姿を消し、もう間もなくすると「ミヤマカラスアゲハ」を見かけるようになってくると思います。


植物も早い時期に花を見せていたものは徐々に姿を消し、新たな種類が次々と花を咲かせています。

「5/21 オオタチツボスミレ」
「5/21 レンプクソウ」
「5/21 エゾエンゴサク」
「5/21 サンカヨウ」
「5/23 クリンソウ」
「5/23 ネコノメソウ」
「5/23 エゾワサビ」
「5/23 オオバナノエンレイソウとニリンソウ」
「5/23 ニリンソウ」
「5/24 オオタチツボスミレとニリンソウ」
先週あたりまで園内の主役だった「エゾエンゴサク」の花は姿を見なくなり、今度の主役は「ニリンソウ」に移っていきます。


野鳥も先週まで姿を見なかった「キビタキ」が姿を見せ始め、美しい歌声を園内に響かせています。

「5/21 キビタキ」
先週、来園者の方から目撃情報があった「エゾフクロウ」は今週も姿を見せてくれました。

「5/23 エゾフクロウ」
どうやら園内最奥部にある推定樹齢500年”ミズナラの巨木”に住みついているようで、樹洞に潜り込んでいる姿も見ることもできました。

「5/24 エゾフクロウ」
今後も引続き姿を見れるのを期待したいところです。


リスは相変わらず遊歩道周辺でよく見かけることができます。

「5/21 エゾリス」
「5/21 エサを探すエゾシマリス」
タイミングが良ければ「エゾリス」「エゾシマリス」両方見ることもできるかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿